ビル管理士 2020年(R2年) 問145  過去問の解説【清掃】

内容に誤りがあった場合は、お手数ですがコメント欄で教えて頂けると助かります。

問題

粒子状物質とその粒子の大きさとの組合せとして、最も適当なものは次のうちどれか。

1.沈降性大気じん  0.1μm~0.5μm
2.たばこ煙         1μm~10μm
3.花粉  10μm~100μm
4.掃除機の排気中の粒子 50μm~500μm
5.ダストクロス清掃による発じん 100μm~1,000μm

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回答と解説動画

正解は(3)

μm(マイクロメートル)は長さの単位で、1μmは1mmの千分の1の長さの0.001mmです。

1. 沈降性大気じん 0.1μm~0.5μm
→不適当
正しくは1~100μmです。

2. たばこ煙 1μm~10μm
→不適当
正しくは0.01~1μmです。(1μm以下)

3. 花粉 10μm~100μm
→正しい
花粉は、全体としても10~100μm程度の大きさなのでこれが正解です。(数十μm程度)

4. 掃除機の排気中の粒子 50μm~500μm
→不適当
正しくは0.2~10μmです。

5. ダストクロス清掃による発じん 100μm~1,000μm
→不適当
正しくは0.5~10μmです。

類題:令和6年問53「エアロゾル粒子の一般的な粒径」

ヘタ・レイ

清掃の分野で粒子サイズが出るのは珍しいです。空気環境の調整でも出題されますので、とりあえず「たばこ煙」が1μm以下、花粉が数十μm程度ってことは覚えておきましょう。

解説動画

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