問題
建築物清掃の点検評価に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
1. | 評価は4か月に1回行う。 | ||
2. | 改善が必要と判断した場合は、評価者が清掃責任者に指示を行う。 | ||
3. | 評価は清掃作業者の視点で行う。 | ||
4. | 点検は、主として測定機器(光沢度計など)を用いて行う。 | ||
5. | 評価範囲は、汚染度の平均的な箇所に重点を置く。 |
回答と解説動画
正解は(2)
1. 評価は4か月に1回行う
→不適当
評価者(現場責任者以外の事務所スタッフ)が行う点検評価は、3か月ごとに1回実施することとされています。
2. 改善が必要と判断した場合は、評価者が清掃責任者に指示を行う
→正しい
清掃の点検評価で問題が見つかった場合、評価者は清掃責任者に改善を「指示」することが求められます。
その後、現場責任者が清掃従事者(現場スタッフ)へ具体的な指示や指導を行います。
評価者⇒現場責任者⇒現場の清掃従事者
3. 評価は清掃作業者の視点で行う
→不適当
評価は清掃作業者の視点ではなく、建物利用者の視点で行うのが原則です。
4. 点検は、主として測定機器(光沢度計など)を用いて行う
→不適当
確かに光沢度計などの測定機器を使うこともありますが、あくまで補助的手段です。清掃の品質評価は、利用者の感覚や目視による評価が中心であり、「主として機器を用いる」という記述は不適切です。
5. 評価範囲は、汚染度の平均的な箇所に重点を置く
→不適当
評価範囲は、汚染が「目立ちやすい箇所」や「汚染されやすい箇所」に重点を置くのが適切です。問題文は「汚染度の平均的な箇所」となっていますので誤りです。
解説動画
解説動画はまだありません
コメント