問題
地域保健法に基づく保健所の事業として、最も適当なものは次のうちどれか。
1. | 社会福祉に関する思想の普及及び向上に関する事項 |
2. | 精神保健に関する事項 |
3. | 介護認定に関する事項 |
4. | 水道、下水道、廃棄物の処理、清掃その他の環境の保全に関する事項 |
5. | 児童虐待の防止に関する事項 |
回答と解説動画
正解は(2)
1.社会福祉に関する思想の普及及び向上に関する事項
→不適当
社会福祉の普及や思想の向上は、保健所の事業には含まれていません。
2.精神保健に関する事項
→正しい
精神保健は、地域保健法に基づく保健所の事業として明記されています。
3.介護認定に関する事項
→不適当
介護認定は市町村の事務であり、保健所の事業ではありません。
4.水道、下水道、廃棄物の処理、清掃その他の環境の保全に関する事項
→不適当
環境衛生は保健所の事業ですが、「環境の保全」という表現は直接的ではありません。
5.児童虐待の防止に関する事項
→不適当
児童虐待防止は主に児童相談所や市町村の担当です。
保健所の役割まとめ
- 地域保健に関する思想の普及及び向上に関する事項
- 人口動態統計、地域保健に関わる統計に関する事項
- 栄養の改善、食品衛生に関する事項
- 住宅、水道、下水道、廃棄物処理、清掃などに関する事項
- 医事および薬事に関する事項
- 保健師に関する事項
- 公共医療事業の向上などに関する事項
- 母性および乳幼児、老人の保健に関する事項
- 歯科保健に関する事項
- 精神保健に関する事項 エイズ、結核、性病、伝染病などの疾病の予防に関する事項
解説動画
コメント