問題
循環型社会の形成に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1. | 生産において、積極的にマテリアルリサイクルを行う。 |
2. | 生産において、積極的にリユースを行う。 |
3. | 消費・使用において、積極的にリデュースを行う。 |
4. | 焼却処理において、積極的にサーマルリサイクルを行う。 |
5. | 最終処分において、積極的に天然資源を投入する。 |
回答と解説動画
正解は(5)
1.生産において、積極的にマテリアルリサイクルを行う。
→正しい
マテリアルリサイクルとは、廃棄物を原材料として再利用するリサイクルの方法です。例えば、廃プラスチックを溶かして再びプラスチック製品の原料として使用することなどが挙げられます。
2.生産において、積極的にリユースを行う。
→正しい
リユースとは、製品を廃棄するのではなく、繰り返し使用したり、他の用途に再利用したりすることを指します。
3.消費・使用において、積極的にリデュースを行う。
→正しい
リデュースとは、ごみになるものを最初から作らない、買わない、使わないようにすることで、資源の浪費や廃棄物量を減らすことを指します。
4.焼却処理において、積極的にサーマルリサイクルを行う。
→正しい
サーマルリサイクルとは、廃棄物を焼却する際に発生する熱エネルギーを回収し、発電や暖房などに利用するリサイクル方法です。
循環型社会における熱資源の有効活用の一環として有効です。
5.最終処分において、積極的に天然資源を投入する。
→不適当
最終処分は、再利用など出来ない廃棄物を処理するための最後の段階であり、天然資源のように使い道があるものを投入するべきではありません。
解説動画
コメント