ビル管理士 2024年(R6年) 問152  過去問の解説【清掃】

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問題

硬性床材の特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.大理石は、耐アルカリ性に乏しい。
2.テラゾは、耐酸性に乏しい。
3.セラミックタイルは、耐摩耗性に乏しい。
4.花崗岩(かこうがん)は、耐熱性に乏しい。
5.目地のモルタルは、耐酸性に乏しい。

⇒偏差値43の高卒でも電験三種やビル管理士に一発合格できた資格の勉強で大事なこと7選

回答と解説動画

正解は(3)

⇒各床材の種類や特徴についてまとめました

1.大理石は、耐アルカリ性に乏しい。
→正しい
大理石は炭酸カルシウムを主成分としており、アルカリだけでなく酸にも弱いため、薬品や洗剤は中性のものを使用します。

2.テラゾは、耐酸性に乏しい。
→正しい
テラゾとは、大理石や花崗岩などの石材を砕いて砕石状にし、セメントや樹脂と混ぜて固めた人造石のことです。酸性の洗剤を使うと溶解させるため使用できません。

3.セラミックタイルは、耐摩耗性に乏しい。
→不適当
セラミックタイルは、土や石などの無機物を高温で焼き固めたもので、耐久性が高く、耐摩耗性にも優れています。

4.花崗岩(かこうがん)は、耐熱性に乏しい。
→正しい
花崗岩は、非常に硬く、アルカリ、酸、油などに耐性もありますが、耐熱性に乏しいです。

5.目地のモルタルは、耐酸性に乏しい。
→正しい
目地に用いられるセメントモルタルは酸に弱く、酸性洗剤で劣化する可能性があります。

解説動画

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