ビル管理士 2023年(R5年) 問164  過去問の解説【清掃】

内容に誤りがあった場合は、お手数ですがコメント欄で教えて頂けると助かります。

問題

建築物内の清掃作業等に必要な人員算定として、正しいものは次のうちどれか。

作業場所は、専用区域の「役員室及び会議室」と「事務室」であり、1日の作業回数は1回として必要作業人員を求める。

作業面積を標準作業量で除した値が1時間当たりの必要作業人員であり、1回の作業時間は2.5時間である。

標準作業量には、準備、移動、清掃・ごみ収集、後始末の作業が含まれる。

1.5人
2.8人
3.10人
4.12人
5.15人

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回答と解説動画

正解は(4)

まずは与えられた情報をまとめます。

  • 役員室及び会議室(タイルカーペット):作業面積380m²、標準作業量95m²/(人・h)、1日1回
  • 事務室(タイルカーペット):作業面積5,200m²、標準作業量200m²/(人・h)、1日1回
  • 1回の作業時間:2.5時間

作業人員の計算手順は以下の通りです。

①一人で役員室及び会議室の清掃をした場合に必要な時間を求める。

  • 1人が1時間にできる面積:95m²
  • 合計床面積:380m²
  • 必要時間:380 ÷ 95 = 4時間

②一人で事務室の清掃をした場合に必要な時間を求める。

  • 1人が1時間にできる面積:200m²
  • 合計床面積:5,200m²
  • 必要時間:5,200 ÷ 200 = 26時間

③一人で清掃した場合の合計時間を求める

  • ①、②より4 + 26 = 30時間

2.5時間で作業を終わらせるために必要な人数を求める

  • 30 ÷ 2.5 = 12

以上より、4.12人が正しいことなります。

解説動画

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