問題
ビルクリーニング用機械・器具に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
1. | 超高速バフ機の回転数は、毎分150~300回転である。 |
2. | 自動床洗浄機は、洗剤供給式床磨き機と吸水式真空掃除機とを結合した構造を有する。 |
3. | 三つ手ちり取りは、移動する際にごみがこぼれない構造となっている。 |
4. | 凹凸のある床面は、研磨粒子が付着したパッドを床磨き機に装着して洗浄する。 |
5. | 床磨き機に用いるブラシは、直径60cm以上のものが多く使われる。 |
回答と解説動画
正解は(2)
1.超高速バフ機の回転数は、毎分150~300回転である。
→不適当
超高速バフ機の回転数は、毎分1,000回転~3,000回転です。

出典:アマノ
2.自動床洗浄機は、洗剤供給式床磨き機と吸水式真空掃除機とを結合した構造を有する。
→正しい
自動床洗浄機は、床面に洗剤を噴霧しながらブラシでこすり、同時に汚水を吸引して回収する構造になっています。つまり、洗剤供給式床磨き機(洗剤供給と床磨き)と吸水式真空掃除機(汚水吸引)の機能を同時に備えていることになります。
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3.三つ手ちり取りは、移動する際にごみがこぼれない構造となっている。
→不適当
三つ手ちり取りには、カバーがついていないため移動中の姿勢や傾きによってはごみがこぼれることがあります。
ちなみに、移動する際にごみがこぼれない構造になっているのは、改良ちり取りです。
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4.凹凸のある床面は、研磨粒子が付着したパッドを床磨き機に装着して洗浄する。
→不適当
研磨粒子付きのパッドを凹凸のある床に使うと表面を傷つけたり、凹凸を削ってしまう恐れがあるため、一般的にブラシなど柔軟性があり凹凸に追従できる器具が適しています。
5.床磨き機に用いるブラシは、直径60cm以上のものが多く使われる。
→不適当
床磨き機に使用されるブラシの直径は、20~50cmが主流です。
解説動画
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