問題
建築物衛生法に基づく事業の登録に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
| 1. | 建築物の環境衛生上の維持管理業務を行うためには、登録を受けることが必要である。 |
| 2. | 登録を受けるには、物的要件、人的要件、その他の要件が一定の基準を満たしていなければならない。 |
| 3. | 登録の有効期間は6年であり、6年を超えて登録業者である旨の表示をしようとする場合は、新たに登録を受けなければならない。 |
| 4. | 登録を受けていない者が、登録業者もしくはこれに類似する表示をすることは禁止されている。 |
| 5. | 建築物の衛生管理業務を営む者の資質の向上を図ることを目的として、建築物衛生法施行後に導入された制度である。 |
回答と解説動画
正解は（1）
1．建築物の環境衛生上の維持管理業務を行うためには、登録を受けることが必要である。
→ 不適当
建築物衛生法に基づく登録制度は、「登録を受けた事業者は登録の表示ができる」制度であり、登録を受けなくても業務自体は行うことができます。登録を受けることは「必須」ではありません。
2．登録を受けるには、物的要件、人的要件、その他の要件が一定の基準を満たしていなければならない。
→ 正しい
登録には、物的要件（設備）、人的要件（資格）、その他の要件（作業方法等）が定められています。
3．登録の有効期間は6年であり、6年を超えて登録業者である旨の表示をしようとする場合は、新たに登録を受けなければならない。
→ 正しい
登録の有効期間は6年で、更新が必要です。
4．登録を受けていない者が、登録業者もしくはこれに類似する表示をすることは禁止されている。
→ 正しい
登録やこれに類似する表示をすることは禁止されています。
5．建築物の衛生管理業務を営む者の資質の向上を図ることを目的として、建築物衛生法施行後に導入された制度である。
→ 正しい
登録制度は事業者の資質向上を目的として導入されました。
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