問題
地表における直射日光による法線面照度が100,000lxのとき、直射日光による水平面照度として、最も近いものは次のうちどれか。
ただし、このときの太陽高度は60度とする。
1. | 35,000lx |
2. | 43,000lx |
3. | 50,000lx |
4. | 65,000lx |
5. | 87,000lx |
回答と解説動画
正解は(5)
法線面照度とは、太陽光がその面に垂直に当たった場合の照度です。
一方、水平面照度は、地面に水平な面が受ける照度です。
水平面照度は、法線面照度に太陽高度のサイン(sin)を掛けて求めます。
計算式は次の通りです。
水平面照度 = 法線面照度 × sin(太陽高度)
今回の数値を当てはめると、
水平面照度 = 100,000 × sin(60度)
sin(60度)は0.87ですので、
水平面照度 = 100,000 × 0.87 = 87,000[lx]
選択肢の中で最も近いのは「87,000[lx]」です。
したがって、答えは
5.87,000[lx]
となります。
なお、この問題に出てくるsinというのは三角関数のことですが、よくわからない方は以下の数値だけ覚えておけばOKです。
- sin(60度)=0.87
- sin(45度)=0.71
- sin(30度)=0.5
問題文に書かれている太陽高度によって、上記数値を使い分けてください。(おそらくこの角度以外は出ません)
解説動画
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