問題
繊維床材の特徴と維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1. | 事務所建築物の繊維床材のしみは、約60%が親水性である。 | ||
2. | ウール素材の含水率は約15%であるので、洗浄後は乾きにくい。 | ||
3. | スチーム洗浄機は、エクストラクタより、洗浄後、カーペットに残留する水分量が多い。 | ||
4. | 繊維床材は、パイルに空隙があることから土砂・ほこりが堆積しやすい。 | ||
5. | ナイロンに付着した親水性の汚れは、ポリエステルより取りにくい。 |
回答と解説動画
正解は(3)
1.事務所建築物の繊維床材のしみは、約60%が親水性である。
→正しい
繊維床材にできるしみの大半は、飲料水・ジュース・インクなど水に溶けやすい「親水性汚れ」で60%を占めています。
2.ウール素材の含水率は約15%であるので、洗浄後は乾きにくい。
→正しい
ウールは吸湿性が高く、常温常湿でも自然含水率が約15%前後あります。このため洗浄後に水分を保持しやすく、乾燥に時間がかかります。
3.スチーム洗浄機は、エクストラクタより、洗浄後、カーペットに残留する水分量が多い。
→不適当
スチーム洗浄は高温の蒸気を使って汚れを分解するため、乾燥が早く、水分の残留は少なくなります。エクストラクタ方式のほうが多量の水を用いるため、水分がより多く残ります。
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出典:蔵王産業
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4.繊維床材は、パイルに空隙があることから土砂・ほこりが堆積しやすい。
→正しい
繊維床材はパイル(カーペットの毛足など)により表面積が大きく、空隙にほこりや汚れが溜まりやすいという性質があります。
5.ナイロンに付着した親水性の汚れは、ポリエステルより取りにくい。
→正しい
ナイロンはポリエステルよりも吸水性が高いため、親水性の汚れが付着しやすいです。
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