問題
床以外の清掃作業に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1. | トイレは、清掃作業により全面的に使用禁止とならないよう、工程を工夫する必要がある。 | ||
2. | 湯沸室に使用する資機材は、湯沸室専用として他の場所と区別する配慮が必要である。 | ||
3. | 玄関ホールの清掃品質は、視線の方向や高さを変えて確認する。 | ||
4. | 階段の壁面は、廊下の壁面と比較して、ほこりの付着度合が低い。 | ||
5. | 玄関ホールは、季節や天候の影響を受けるため、清掃の品質が変動しやすい。 |
回答と解説動画
正解は(4)
1.トイレは、清掃作業により全面的に使用禁止とならないよう、工程を工夫する必要がある。
→正しい
トイレは常時使用されるため、清掃時も一部を開放するなど、使用禁止とならないよう配慮する必要があります。
2.湯沸室に使用する資機材は、湯沸室専用として他の場所と区別する配慮が必要である。
→正しい
衛生面の観点から、トイレ用・湯沸室用などで清掃用具を明確に分けて使用するのが基本です。
3.玄関ホールの清掃品質は、視線の方向や高さを変えて確認する。
→正しい
照明の角度や自然光の入り方により、汚れが目立ちやすくなるため、視点を変えて確認することが求められます。
4.階段の壁面は、廊下の壁面と比較して、ほこりの付着度合が低い。
→不適当
階段は人の手が触れやすい位置が多く、また気流によるほこりの移動も起こりやすいため、むしろ廊下より汚れやすいです。
5.玄関ホールは、季節や天候の影響を受けるため、清掃の品質が変動しやすい。
→正しい
雨が多い季節だったら泥の汚れ、乾燥した季節だったらほこりの侵入など、季節や天候の影響を最も受けやすい場所です。
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