問題
繊維床材の特徴と清掃に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1. | 事務所建築物の繊維床材のしみの多くは、親水性である。 | ||
2. | アクリル素材は、耐久性に優れている。 | ||
3. | スポットクリーニングは、汚れがパイルの上部にあるうちに行う。 | ||
4. | ナイロン素材は、耐久性に優れている。 | ||
5. | しみ取り作業は、日常清掃で行う。 |
回答と解説動画
正解は(2)
1.事務所建築物の繊維床材のしみの多くは、親水性である。
→正しい
繊維床材にできるしみの大半は、飲料水・ジュース・インクなど水に溶けやすい「親水性汚れ」でしみ全体の60%を占めています。
2.アクリル素材は、耐久性に優れている。
→不適当
アクリルは繊維素材の中でも耐久性が低く、吸水性が低いという特徴があります。
3.スポットクリーニングは、汚れがパイルの上部にあるうちに行う。
→正しい
スポットクリーニングは、汚れが奥に浸透する前、パイルの上部にとどまっている段階で行うと効果的です。
4.ナイロン素材は、耐久性に優れている。
→正しい
ナイロンは繊維床材の中でも耐久性や吸水性が高いという特徴があります。
5.しみ取り作業は、日常清掃で行う。
→正しい
しみ取り作業は汚れが付着してすぐの対応が効果的なため、日常清掃の一環として行われるのが望ましいです。
解説動画
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