ビル管理士 2021年(R3年) 問14  過去問の解説【建築物衛生行政概論】

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問題

建築物衛生法において、罰則が適用されないものは次のうちどれか。

1.特定建築物に建築物環境衛生管理技術者を選任しない者
2.都道府県知事の改善命令に従わない者
3.特定建築物の維持管理に関する帳簿書類に虚偽の記載をした者
4.建築物環境衛生管理基準を遵守しない者
5.都道府県知事の立入検査を拒んだ者

回答と解説動画

正解は(4)

1.特定建築物に建築物環境衛生管理技術者を選任しない者
→正しい
建築物環境衛生管理技術者の選任義務違反には罰則があります。
30万円以下の罰金

2.都道府県知事の改善命令に従わない者
→正しい
改善命令違反には罰則があります。
30万円以下の罰金

3.特定建築物の維持管理に関する帳簿書類に虚偽の記載をした者
→正しい
帳簿書類の虚偽記載にも罰則があります。
30万円以下の罰金

4.建築物環境衛生管理基準を遵守しない者
→不適当
建築物環境衛生管理基準に適合していないという理由だけでは、直ちに罰則の対象にはなりません。改善命令等に違反した場合に初めて罰則が科されます。

5.都道府県知事の立入検査を拒んだ者
→正しい
立入検査の拒否には罰則があります。
30万円以下の罰金

解説動画

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