問題
衛生器具等の清掃に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1. | 陶器製の衛生器具に湯を使用する場合、熱湯を直接注ぐと割れることがある。 | ||
2. | プラスチック製の衛生器具は、水やぬるま湯に浸した柔らかい布を絞って拭く。 | ||
3. | ステンレス製の衛生器具に付いた脂汚れは、中性洗剤を付けたスポンジなどで洗い、洗剤分を完全に洗い落とす。 | ||
4. | ほうろう鉄器製の衛生器具に付いた水あかや鉄錆等の汚れは、金属タワシでこすりとる。 | ||
5. | 洗面所の鏡に付いた水分をそのままにしておくと表面に白い汚れが付きやすいので、乾いた布でこまめに拭き取る。 |
回答と解説動画
正解は(4)
1.陶器製の衛生器具に湯を使用する場合、熱湯を直接注ぐと割れることがある。
→正しい
陶器は急激な温度変化に弱く、熱湯を直接注ぐとひび割れや破損の原因となるため、注意が必要です。
2.プラスチック製の衛生器具は、水やぬるま湯に浸した柔らかい布を絞って拭く。
→正しい
プラスチック製品は傷がつきやすいため、柔らかい布でやさしく拭き取る方法が適しています。
3.ステンレス製の衛生器具に付いた脂汚れは、中性洗剤を付けたスポンジなどで洗い、洗剤分を完全に洗い落とす。
→正しい
ステンレスは中性洗剤を使い、スポンジなどやわらかい素材で洗浄するのが適切な方法です。なお、ステンレス表面に洗剤分が残ると変色や腐食の原因になるため、最後はしっかり水洗いします。
4.ほうろう鉄器製の衛生器具に付いた水あかや鉄錆等の汚れは、金属タワシでこすりとる。
→不適当
ほうろう製品は、金属タワシでこすると表面を傷つけるおそれがあるため使用してはいけません。中性洗剤と柔らかいスポンジで洗い、水気をよく拭き取って乾燥させることが基本です。
5.洗面所の鏡に付いた水分をそのままにしておくと表面に白い汚れが付きやすいので、乾いた布でこまめに拭き取る。
→正しい
水滴が乾くと水道水中のカルシウムなどが白く残るため、こまめに拭き取ります。
解説動画
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