ビル管理士 2020年(R2年) 問64  過去問の解説【空気環境の調整】

内容に誤りがあった場合は、お手数ですがコメント欄で教えて頂けると助かります。

問題

乾球温度26.0℃、絶対湿度0.0105kg/kg(DA)の空気1,000kg/hと、乾球温度34.4℃、絶対湿度0.0194kg/kg(DA)の空気500kg/hを混合した場合の空気について、乾球温度と絶対湿度との組合せとして、最も適当なものは次のうちどれか。

  • 乾球温度[℃] 絶対湿度[kg/kg(DA)]
1. 28.8    0.0135
2. 28.8    0.0164
3. 30.2    0.0150
4. 31.6    0.0135
5. 31.6    0.0164

回答と解説動画

正解は(1)

質量1,000kg/hの空気(26.0℃、0.0105kg/kg(DA))と、質量500kg/hの空気(34.4℃、0.0194kg/kg(DA))を混合すると、乾球温度と絶対湿度は質量の加重平均で求められます。

混合乾球温度:
\( \text{乾球温度} = \frac{26.0 \times 1000 + 34.4 \times 500}{1000 + 500} = \frac{43200}{1500} = 28.8^\circ\mathrm{C} \)

混合絶対湿度:
\( \text{絶対湿度} = \frac{0.0105 \times 1000 + 0.0194 \times 500}{1000 + 500} = \frac{20.2}{1500}= 0.0135\mathrm{kg/kg(DA)} \)

正解:1.28.8℃ 0.0135kg/kg(DA)

解説動画

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次