ビル管理士 2020年(R2年) 問169  過去問の解説【ねずみ、昆虫等の防除】

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問題

ハエ類に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.イエバエの主要な発生源は、畜舎やゴミ処理場である。
2.クロバエは、夏期によく見られる小型のハエである。
3.ショウジョウバエやチョウバエ等は、走光性を示す種類が多い。
4.国内のハエ症では、食べ物と一緒に幼虫を飲み込み、腹痛などを起こす消化器ハエ症が最も多い。
5.ノミバエの主要な発生源は、腐敗した動物質である。

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回答と解説動画

正解は(2)

本問は衛生害虫の種類や特徴に関する知識が無いと解けません。詳しくは以下の記事を確認してください。

衛生害虫の知識についてまとめました

1.イエバエの主要な発生源は、畜舎やゴミ処理場である。
→正しい
イエバエは糞便や腐敗物などの有機物に好んで産卵し、畜舎やゴミ処理場などが主要な発生源になります。

2.クロバエは、夏期によく見られる小型のハエである。
→不適当
クロバエ類は気温の低い時期に発生する大型のハエです。

3.ショウジョウバエやチョウバエ等は、走光性を示す種類が多い。
→正しい
これらのハエは、光に引き寄せられる性質(走光性)を持つ種類が多く、夜間の照明などにも集まってきます。

4.国内のハエ症では、食べ物と一緒に幼虫を飲み込み、腹痛などを起こす消化器ハエ症が最も多い。
→正しい
日本では消化器ハエ症の報告が多く、食品に混入したハエの幼虫を摂取することで発症します。

5.ノミバエの主要な発生源は、腐敗した動物質である。
→正しい
ノミバエは腐敗した動物質(生ゴミ、排水溝の汚れ、浄化槽のスカムなど)に発生しやすいことで知られています。

解説動画

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