ビル管理士 2020年(R2年) 問126  過去問の解説【給水及び排水の管理】

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問題

建築物衛生法施行規則に規定されている雑用水の水質基準項目とその基準との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。

1.大腸菌 検出されないこと
2.臭気  異常でないこと
3.pH値  5.8以上8.6以下であること
4.濁度 2度以下であること
5.外観   浮遊物質を含まないこと

⇒偏差値43の高卒でも電験三種やビル管理士に一発合格できた資格の勉強で大事なこと7選

回答と解説動画

正解は(5)

1.大腸菌 検出されないこと
→正しい
雑用水の基準では「大腸菌は検出されないこと」と定められています。

2.臭気 異常でないこと
→正しい
雑用水の臭気は「異常でないこと」が基準です。

3.pH値 5.8以上8.6以下であること
→正しい
pH値の基準は「5.8以上8.6以下であること」です。

4.濁度 2度以下であること
→正しい
濁度の基準は「2度以下であること」です。

5.外観 浮遊物質を含まないこと
→不適当
外観の基準は「ほとんど無色透明であること」であり、「浮遊物質を含まないこと」とは規定されていません。

雑用水の水質基準まとめ

項目基準値頻度
残留塩素遊離残留塩素:0.1mg/L以上
結合残留塩素:0.4mg/L以上
7日以内ごとに1回
pH値5.8以上8.6以下7日以内ごとに1回
臭気異常でないこと7日以内ごとに1回
外観ほとんど無色透明であること7日以内ごとに1回
大腸菌検出されないこと2月以内ごとに1回
濁度2度以下2月以内ごとに1回
  • 水洗便所用水として使う場合は濁度の基準値は無し
  • 散水、修景、清掃用水の維持管理として使用する場合は、し尿を含む水を原水として使用しないこと。

解説動画

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