問題
給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1. | 樹脂管の許容使用圧力は、使用温度が高くなると低下する。 | ||
2. | ステンレス鋼管は隙間腐食が生じる可能性があるので、入念な施工が要求される。 | ||
3. | 耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管の接続には、管端防食継手を使用する。 | ||
4. | 返湯管のない単管式の給湯配管に銅管を用いる場合は、給湯循環配管に用いる場合より腐食の発生する可能性が高い。 | ||
5. | ステンレス鋼管と銅管の線膨張係数は、ほぼ等しい。 |
回答と解説動画
正解は(4)
1.樹脂管の許容使用圧力は、使用温度が高くなると低下する。
→正しい
樹脂管は温度が高くなると材料が軟化し、許容使用圧力が低下します。
2.ステンレス鋼管は隙間腐食が生じる可能性があるので、入念な施工が要求される。
→正しい
ステンレス鋼管は隙間腐食が生じることがあるため、適切な施工が必要です。
3.耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管の接続には、管端防食継手を使用する。
→正しい
耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管の接続には、管端防食継手を使用します。
4.返湯管のない単管式の給湯配管に銅管を用いる場合は、給湯循環配管に用いる場合より腐食の発生する可能性が高い。
→不適当
返湯管のない単管式給湯配管は、常に新鮮な水を使ってお湯を供給するため、返湯管を用いた循環式と比べて配管が腐食する可能性が低いです。
5.ステンレス鋼管と銅管の線膨張係数は、ほぼ等しい。
→正しい
ステンレス鋼管と銅管の線膨張係数は、ほぼ等しいです。
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