問題
ねずみの建物侵入防止のための防鼠構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1. | 建物の土台である基礎は、地下60cm以上の深さまで入れる。 | ||
2. | 外壁には、ツタ等の植物を這(は)わせたり、樹木の枝を接触させない。 | ||
3. | 床の通風口や換気口には、目の大きさ2cm以下の金網格子を設置する。 | ||
4. | 1階の窓の下端と地表との距離は、90cm以上離す。 | ||
5. | ドアの上部、側部、底部の隙間は、1cm以内とする。 |
回答
正解は(3)
1.建物の土台である基礎は、地下60cm以上の深さまで入れる。
→正しい
ドブネズミなどは地中に巣穴を作ることもあるため、基礎は60cm以上の深さとすることが推奨されています。
2.外壁には、ツタ等の植物を這わせたり、樹木の枝を接触させない。
→正しい
植物や枝はネズミの侵入経路や足場になるため、外壁に接触させないことが防鼠構造の基本です。
3.床の通風口や換気口には、目の大きさ2cm以下の金網格子を設置する。
→不適当
ネズミの侵入を防ぐには、1cm以下の目の細かい金網格子を設置する必要があります。
4.1階の窓の下端と地表との距離は、90cm以上離す。
→正しい
窓の高さを十分に確保することで、ネズミが容易に侵入できないようにします。
5.ドアの上部、側部、底部の隙間は、1cm以内とする。
→正しい
ネズミはわずかな隙間から侵入可能なため、隙間は1cm以内に抑えることが必要です。
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