ビル管理士 2019年(R1年) 問170  過去問の解説【ねずみ、昆虫等の防除】

内容に誤りがあった場合は、お手数ですがコメント欄で教えて頂けると助かります。

問題

害虫に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.ニセケバエ類は、鉢植の肥料に用いられる油粕などから発生する。
2.ネコノミは、イヌにも寄生する。
3.ツマアカスズメバチは、特定外来生物に指定されている。
4.シバンムシアリガタバチの成虫は、乾燥食品や建築材料を餌とする。
5.トコジラミは、夜間吸血性である。

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回答

正解は(4)

本問は衛生害虫の種類や特徴に関する知識が無いと解けません。詳しくは以下の記事を確認してください。

衛生害虫の知識についてまとめました

1.ニセケバエ類は、鉢植の肥料に用いられる油粕などから発生する。
→正しい
ニセケバエの幼虫は、油粕を含む腐敗した有機物を餌としており、油粕などの肥料が施された鉢植えの土壌からも発生します。

2.ネコノミは、イヌにも寄生する。
→正しい
ネコノミは本来ネコに寄生しますが、イヌや人などにも吸血することがあります。

3.ツマアカスズメバチは、特定外来生物に指定されている。
→正しい
ツマアカスズメバチは特定外来生物に指定されている危険な外来種で、生態系や人への健康被害への影響が懸念されています。

4.シバンムシアリガタバチの成虫は、乾燥食品や建築材料を餌とする。
→不適当
シバンムシアリガタバチは寄生性昆虫で、幼虫期にシバンムシなどに寄生して発育します。また、成虫になると、ヒトを刺す場合があります。

5.トコジラミは、夜間吸血性である。
→正しい
トコジラミは夜行性で、夜間にヒトの血を吸って生活します。なお、刺されると激しいかゆみを伴う刺し傷を引き起こします。

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