ビル管理士 2019年(R1年) 問168  過去問の解説【ねずみ、昆虫等の防除】

内容に誤りがあった場合は、お手数ですがコメント欄で教えて頂けると助かります。

問題

ゴキブリの生態に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

1.チャバネゴキブリは、卵鞘を孵化直前まで尾端に保持し続けている。
2.クロゴキブリは、昼行性で、夜間はほとんど活動しない。
3.トビイロゴキブリは、孵化後間もない幼虫が、単独で生活する傾向が強い。
4.ワモンゴキブリは、動物性の食品や汚物等を餌としない。
5.ヤマトゴキブリは、幼虫、蛹を経て成虫となる。

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回答

正解は(1)

本問はゴキブリの種類や特徴に関する知識が無いと解けません。詳しくは以下の記事を確認してください。

ゴキブリの知識についてまとめました

1.チャバネゴキブリは、卵鞘を孵化直前まで尾端に保持し続けている。
→正しい
チャバネゴキブリの雌は、卵鞘を孵化直前まで体に付けたままにしています。
※卵鞘(らんしょう):卵を包んで保護するための鞘状の入れ物

2.クロゴキブリは、昼行性で、夜間はほとんど活動しない。
→不適当
ゴキブリ全般は、夜間に活動し、昼間は特定の場所に隠れているという特徴があります。

3.トビイロゴキブリは、孵化後間もない幼虫が、単独で生活する傾向が強い。
→不適当
ゴキブリ全般は成虫・幼虫ともに同じ場所で群れて生活します。

4.ワモンゴキブリは、動物性の食品や汚物等を餌としない。
→不適当
ゴキブリ全般は雑食性であり、有機物ならほとんどなんでも食べます。

5.ヤマトゴキブリは、幼虫、蛹を経て成虫となる。
→不適当
ゴキブリ全般は不完全変態昆虫であり、「卵 → 幼虫 → 成虫」と発育し、蛹の時期はありません。

ヘタ・レイ

2~5の選択肢は特定の種類のゴキブリに限定せず、ゴキブリ全般に共通する特徴です。

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