移動タンク貯蔵所の技術基準【危険物乙4一問一答】

移動タンク貯蔵所には、完成検査済証を備え付けておかなければならない。

移動貯蔵タンクから、危険物の貯蔵・取扱いのためのタンクに液体危険物を注入するときは、当該タンクの注入口に移動貯蔵タンクの注入ホースを緊結しなければならない。

移動タンク貯蔵所には、自動車用消火器を2個以上備えなければならない。

移動貯蔵タンクの排出口に設けた底弁を閉鎖するための手動閉鎖装置には、長さが15㎝以上のレバーを設けなければいけない。

ガソリン、ベンゼンその他静電気による災害が発生するおそれのある液体の危険物を移動貯蔵タンクに入れ、又は移動貯蔵タンクから出すときは、当該移動貯蔵タンクを接地しなければならない。

移動貯蔵タンクの配管は、先端部に弁等を設けなければいけない。

移動貯蔵タンク内の間仕切により仕切られた部分には、それぞれマンホールと安全装置を設けるとともに、容量が4,000ℓ以上のタンク室には防波板を2か所設けなければならない。

移動タンク貯蔵所を屋内に常置することは認めらていない。

移動タンク貯蔵所では、移送の開始前に、移動貯蔵タンクの底弁その他の弁、マンホール及び注入口のふた、消火器等の点検を十分に行わなければならない。

ガソリン、ベンゼンその他静電気による災害が発生するおそれのある液体の危険物の移動貯蔵タンクには、接地導線を設けなければならない。

移動タンク貯蔵所には、黒色の板に黄色の反射塗料で「危」と書かれた標識を車両の後方に設けなければならない。

移動貯蔵タンクから、ガソリンを携行缶などの容器に詰め替えるときは、静電気除去装置などで放電してから行う。

移動タンク貯蔵所で指定数量未満のガソリンを移送する場合、危険物取扱者の乗車は不要である。

移動貯蔵タンクから、危険物の貯蔵タンクにガソリンを注入するときは、移動タンク貯蔵所のエンジンを停止させなければならない。

移動貯蔵タンクは、厚さ1.6mm以上の鋼板、又はこれと同等以上の機械的性質を有する材料で気密に造らなければいけない。

移動貯蔵タンクから、ガソリンを携行缶などの容器に詰め替えるときは、注入ホースと携行缶を緊結しなければならない。

ガソリン、ベンゼンその他静電気による災害が発生するおそれのある液体の危険物の移動貯蔵タンクには、接地導線を設けなければいけない。

移動タンク貯蔵所を屋内に常置する場合、その建築物は必ず耐火構造で造らなければならない。

移動タンク貯蔵所には、予防規程を備え付けておかなければならない。

移動貯蔵タンクの容量は30,000ℓ以下にしなければならない。

移動タンク貯蔵所でガソリンを移送する場合、危険物取扱者の乗車が必要であるが、運転中は免状を携帯している必要は無い。

移動タンク貯蔵所は、保有空地を0.5m以上必要とする。