問題
給水用止水弁の取付けに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1. | 天井内に止水弁を設置する場合は、その近傍に点検口を設ける。 | ||
2. | 給水立て主管からの各階への分岐管には、止水弁を設ける。 | ||
3. | 取外しが必要な機器の前後に止水弁を設置する場合は、ねじ込み型とする。 | ||
4. | 止水弁には、系統の名称札を設ける。 | ||
5. | 止水弁として、仕切弁が多く使用される。 |
回答と解説動画
正解は(3)
1.天井内に止水弁を設置する場合は、その近傍に点検口を設ける。
→正しい
天井内に止水弁を設置する場合、点検や操作を容易にするため、近傍に点検口を設けるのが一般的です。

2.給水立て主管からの各階への分岐管には、止水弁を設ける。
→正しい
各階への分岐管には、止水弁を設けて保守や修理時の断水範囲を限定します。
3.取外しが必要な機器の前後に止水弁を設置する場合は、ねじ込み型とする。
→不適当
取外しが必要な機器にはフランジ型を用います。フランジは、機器同士を接続する際に、取り外しが容易になるように設計された部品です。
以下の写真参照:両端についている穴にボルトを入れて配管と接続します。ボルトを外せばバルブを取り外せるため、交換が容易となっています。
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出典:キッツ
4.止水弁には、系統の名称札を設ける。
→正しい
止水弁には系統の名称札を設けて、管理や操作時の誤認を防ぎます。
5.止水弁として、仕切弁が多く使用される。
→正しい
止水弁には仕切弁が多く使用されます。
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出典:岡野バルブ製造
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