問題
近年の建築物管理の変化要因とその対処方策との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
1. | 高齢・要援護者需要増 | ユニバーサル化 | |
2. | 危機・BCP | 自家発電の導入 | |
3. | 節電・省エネルギー化 | 高効率機器の選択 | |
4. | 降雨集中 | 排水・水防対策の強化 | |
5. | 空調・換気のパーソナル化 | 空間環境の均一化 |
回答と解説動画
正解は(5)
1.高齢・要援護者需要増 ユニバーサル化
→正しい
高齢・要援護者など多様な利用者に対応するために、ユニバーサルデザインの導入が求められています。
2.危機・BCP 自家発電の導入
→正しい
地震・水害・停電などのリスクに備えるため、事業継続計画(BCP)として自家発電設備を備えることが重要とされています。
3.節電・省エネルギー化 高効率機器の選択
→正しい
空調・照明・給湯などにおいて高効率な設備を導入することで、節電・省エネルギー化につながります。
4.降雨集中 排水・水防対策の強化
→正しい
集中豪雨やゲリラ豪雨に対処するため、排水能力の強化や止水板などの水防対策が重要となってきています。
5.空調・換気のパーソナル化 空間環境の均一化
→不適当
空調や換気の「パーソナル化」とは、個々人の快適性に応じたきめ細かい制御を意味します。これは「空間環境の均一化」とは逆の概念であり、組合せとして不適切です。
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