ビル管理士 2020年(R2年) 問61  過去問の解説【空気環境の調整】

内容に誤りがあった場合は、お手数ですがコメント欄で教えて頂けると助かります。

問題

暖房時における空気調和システムを図-Aに示す。図-Bは、図-Aのa~eにおける空気の状態変化を湿り空気線図上に表したものである。図-Aのdに相当する図-B中の状態点は、次のうちどれか。

1.
2.
3.
4.
5.

回答と解説動画

正解は(1)

暖房運転なので、加熱器を出た直後の「図-Aのc」が最も乾球温度が高くなる。つまり、「図-Bのイ」が該当する。

c=イ

加熱器を出た後は加湿器で加湿される。このとき、乾球温度は少しだけ下がる。その後、送風機から吹出口「図-Aのd」までは大きく熱量が変化することもないため、「図-Aのd」が「図-Bのア」に該当する。

d=ア

ここで答えがわかりましたが、さらに続けていきます。

暖房運転で最も乾球温度が低いのは外気となる。つまり、外気「図-Aのa」には「図-Bのオ」が該当する。

a=オ

残りは「図-Bのウとエ」になるが、室内から戻ってくる「還気」と、「外気と還気の混合気体」であれば、乾球温度が高いのは外気を含まない換気であることは明らかなので、「図-Bのウ」が「図-Aのe」、「図-Bのエ」が「図-Aのb」となる。

e=ウ
b=エ

解説動画

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