問題
木質系床材の特徴と維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1. | 水分により膨潤と収縮を繰り返し、割れや隙間を生じやすい。 | ||
2. | アルカリ性洗剤の使用は、床材を変色させやすい。 | ||
3. | ならやけやき等の広葉樹は、木質が硬い。 | ||
4. | ポリウレタン樹脂でシールされた体育館の床材は、水拭きによる日常清掃により管理する。 | ||
5. | シールされていない床材は、油性の保護剤で管理する。 |
回答と解説動画
正解は(4)
1.水分により膨潤と収縮を繰り返し、割れや隙間を生じやすい。
→正しい
木材は吸湿性があり、湿気を含むと膨張し、乾燥すると収縮します。この膨張収縮の繰り返しにより、床材に割れや隙間が生じやすくなります。
2.アルカリ性洗剤の使用は、床材を変色させやすい。
→正しい
木質床材は化学薬品に弱く、特にアルカリ性洗剤は変色や表面劣化の原因になります。
3.ならやけやき等の広葉樹は、木質が硬い。
→正しい
ナラやケヤキなどの広葉樹は、スギやヒノキなどの針葉樹と比べて木質が硬いです。
4.ポリウレタン樹脂でシールされた体育館の床材は、水拭きによる日常清掃により管理する。
→不適当
体育館の木質床材は、ポリウレタン樹脂などによりシール加工されていますが、それでも水拭きをすると木材である以上は劣化するため水を使った清掃は禁止されています。(文部科学省からの通知)
これは、平成29年に体育館の床板が剥離し腹部に突き刺さる事故が起きたためです。
5.シールされていない床材は、油性の保護剤で管理する。
→正しい
シールされていない床材は、油性のワックスやフロアオイルなどの保護剤で管理をします。
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