ビル管理士 2025年(R7年) 問175 過去問の解説【ねずみ、昆虫等の防除】

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問題

クマネズミの成獣に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.東南アジアが原産地で、森林内で樹上生活を行っていた。
2.尾は体長より短い。
3.ドブネズミと比較して警戒心が強く、毒餌をなかなか食べない。
4.巣は天井裏や壁の内部等、屋内に多い。
5.耳は大きく、折り返すと目を覆う。

回答

正解は(2)

1.東南アジアが原産地で、森林内で樹上生活を行っていた。
→正しい
クマネズミはもともと森林で暮らしていたため、高いところに登るのが非常に得意です。現代のビルでも、配管を伝って上層階まで平気で移動します。

2.尾は体長より短い。
→不適当
クマネズミの尾は、体長(頭胴長)よりも長いのが特徴です。

3.ドブネズミと比較して警戒心が強く、毒餌をなかなか食べない。
→正しい
クマネズミは警戒心が強いため、トラップなどによる駆除が難しいです。

4.巣は天井裏や壁の内部等、屋内に多い。
→正しい
クマネズミは高い場所を好むため、ビルの天井裏や断熱材の中などに巣を作ります。逆にドブネズミは、湿った地下や屋外の地中に穴を掘って巣を作ることが多いです。

5.耳は大きく、折り返すと目を覆う。
→正しい
クマネズミは耳が大きく、前に倒すと目まで届きます。ドブネズミは耳が小さく、倒しても目に届きません。

各ネズミの特徴
  • クマネズミ
    • 大きさは3種の中で中程度
    • 警戒心が強い
    • 殺鼠剤が効きにくい(感受性が低い)
    • 都心のビル内で優占種となっている
    • しっぽが体調より長く、耳も大きい
    • 雑食性だが、穀物や種子など植物質のものを好む
    • 運動能力に優れ、パイプなどを使った垂直移動もできる
  • ドブネズミ
    • 大きさは3種の中で一番大きい
    • 警戒心は中くらい
    • 性格は獰猛
    • 泳ぐことが得意
    • 雑食性で動物タンパク質を好む
    • 床下や土中に巣を作ることが多い
  • ハツカネズミ
    • 大きさは3種の中で一番小さい
    • 警戒心は弱い
    • 殺鼠剤には強い
    • 種子食性
    • 農村地帯や港湾地域に分布しており、稀に家屋に浸入することもある
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