問題
害虫に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
| 1. | イガの幼虫は、貯穀害虫である。 | ||
| 2. | ノシメマダラメイガの幼虫は、繊維や衣類の害虫である。 | ||
| 3. | コロモジラミは、発疹チフスなどの感染症を伝播する。 | ||
| 4. | ネコノミは、哺乳類、鳥類に内部寄生する昆虫である。 | ||
| 5. | トコジラミは、日本紅斑熱リケッチアの媒介者である。 |
回答
正解は(3)
本問は衛生害虫の種類や特徴に関する知識が無いと解けません。詳しくは以下の記事を確認してください。
1.イガの幼虫は、貯穀害虫である。
→不適当
イガは漢字で「衣蛾」と書く通り、繊維・衣類の害虫です。幼虫がウールやカシミヤなどの繊維・衣類を食害します。
2.ノシメマダラメイガの幼虫は、繊維や衣類の害虫である。
→不適当
ノシメマダラメイガ幼虫は、小麦粉製品のような貯蔵食品を食害します。
3.コロモジラミは、発疹チフスなどの感染症を伝播する。
→正しい
コロモジラミは、人の下着などの衣類に寄生し血を吸う昆虫で、発疹チフスを媒介します。
4.ネコノミは、哺乳類、鳥類に内部寄生する昆虫である。
→不適当
ネコノミは体表に取り付いて血を吸う「外部寄生」の昆虫です。「内部寄生」は、ダニの回で出てきたヒゼンダニ(皮下に潜る)などのことを指します。
以下は内部寄生のイメージ画像です。
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出典:ヨクミテ
5.トコジラミは、日本紅斑熱リケッチアの媒介者である。
→不適当
トコジラミは激しいかゆみを伴う吸血被害をもたらしますが、現在のところ特定の感染症を媒介する証拠は見つかっていません。なお、日本紅斑熱を媒介するのはマダニです。
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