問題
室内に存在する空気汚染物質による健康影響が一因となる疾患として、ア～エの組合せのうち、正しいものは次のどれか。
ア オゾン 肺気腫
イ ラドン 肺がん
ウ 真菌 過敏性肺炎
エ トルエン シックハウス症候群
| 1. | アとイとウ |
| 2. | アとウとエ |
| 3. | アとイとエ |
| 4. | イとウとエ |
| 5. | 全て正しい |
回答と解説動画
正解は（5）
ア オゾン 肺気腫
→正しいです。
オゾンは気道粘膜を刺激し、長期的な曝露で肺気腫などの呼吸器障害を引き起こすことがあります。
イ ラドン 肺がん
→正しいです。
ラドンは土壌などから発生し、室内で高濃度になると肺がんのリスクが高まります。
ウ 真菌 過敏性肺炎
→正しいです。
真菌（カビなど）が空気中に浮遊し、これを吸入することで過敏性肺炎を発症することがあります。
エ トルエン シックハウス症候群
→正しいです。
トルエンは揮発性有機化合物（VOC）の一種で、シックハウス症候群の原因物質の一つです。
ア～エすべてが正しい組合せです。したがって、5. 全て正しいが正解です。
ポイント
- オゾン、ラドン、真菌、トルエンは、いずれも建築物衛生管理で重要な空気汚染物質です。
- シックハウス症候群はVOCやカビ・ダニなど複合的な要因で起こりますが、トルエンは代表的なVOCです。
- 過敏性肺炎と真菌の関係は、ビル管理士試験で頻出のテーマです。
解説動画
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