ビル管理士 2023年(R5年) 問121  過去問の解説【給水および排水の管理】

内容に誤りがあった場合は、お手数ですがコメント欄で教えて頂けると助かります。

問題

給湯設備の保守管理内容とその実施頻度との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

1.第一種圧力容器の定期自主検査6か月以内ごとに1回
2.第二種圧力容器の定期自主検査1年以内ごとに1回
3.小型圧力容器の定期自主検査1年以内ごとに1回
4.シャワーヘッドの定期点検6か月に1回以上
5.給湯配管類の管洗浄 1年に1回以上

回答と解説動画

正解は(1)

1.第一種圧力容器の定期自主検査 6か月以内ごとに1回
→不適当
第一種圧力容器の定期自主検査は「1か月以内ごとに1回」が正しいです。

以下の表を覚えましょう。

定期自主検査性能検査
第1種圧力容器1か月以内ごとに1回1年以内ごとに1回
第2種圧力容器
小型圧力容器
小型ボイラー
1年以内ごとに1回規定なし

2.第二種圧力容器の定期自主検査 1年以内ごとに1回
→正しい
第二種圧力容器の定期自主検査は「1年以内ごとに1回」です。※選択肢1の解説参照

3.小型圧力容器の定期自主検査 1年以内ごとに1回
→正しい
小型圧力容器の定期自主検査も「1年以内ごとに1回」です。※選択肢1の解説参照

4.シャワーヘッドの定期点検 6か月に1回以上
→正しい
シャワーヘッドは6か月に1回以上の定期に点検し1年に1回以上は分解洗浄を行うこととされています。

5.給湯配管類の管洗浄 1年に1回以上
→正しい
給湯配管類の管洗浄は1年に1回以上です。

解説動画

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