点音源の場合、音源からの距離が2倍になると約( ア )dB、距離が10倍になると約( イ )dB音圧レベルが減衰する。線音源の場合、音源からの距離が2倍になると約( ウ )dB、距離が10倍になると約( エ )dB音圧レベルが減衰する。
| ア | イ | ウ | エ | |
| 1. | 3 | 15 | 6 | 30 |
| 2. | 3 | 10 | 6 | 20 |
| 3. | 6 | 20 | 3 | 10 |
| 4. | 6 | 20 | 3 | 15 |
| 5. | 6 | 30 | 3 | 15 |
回答と解説動画
正解は（3）
基本知識
- 点音源（球面波）：音源からの距離が2倍になるごとに約6dB、10倍になるごとに約20dB減衰します。
- 線音源（円筒波）：音源からの距離が2倍になるごとに約3dB、10倍になるごとに約10dB減衰します。
- 面音源：距離による音圧レベルの減衰がほとんどない。（今回の問題では使いません。）
これは、
- 点音源：20×log₁₀(距離比)
- 線音源：10×log₁₀(距離比)
で計算されるためです。
log₁₀（常用対数）とは
log₁₀（常用対数）とは？
- log₁₀（「ログじゅう」または「常用対数」）は、「10を何回かけたらその数になるか」を表すものです。
例
- log₁₀(10) = 1
- log₁₀(100) = 2
- log₁₀(1000) = 3
- log₁₀(2) ≈ 0.301
- log₁₀(3) ≈ 0.477
- log₁₀(5) ≈ 0.699
- log₁₀(6) ≈ 0.778
選択肢の該当
ア（点音源2倍）＝6dB
イ（点音源10倍）＝20dB
ウ（線音源2倍）＝3dB
エ（線音源10倍）＝10dB
よって、正解は「3. 6 20 3 10」です。
ヘタ・レイ過去に穴埋め箇所だけが違う全く同じ問題が出ていますので、数値だけ覚えておけばOKだと思います。
点音源の場合、音源からの距離が2倍になると約( 6 )dB、距離が10倍になると約( 20 )dB音圧レベルが減衰する。線音源の場合、音源からの距離が2倍になると約( 3 )dB、距離が10倍になると約( 10 )dB音圧レベルが減衰する。
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