問題
電磁波に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
| 1. | レーザー光線には可視光のレーザーの他、赤外線や紫外線のレーザーがある。 | ||
| 2. | 溶接作業で発生する電気性眼炎は紫外線による。 | ||
| 3. | 赤外線は白内障の原因となる。 | ||
| 4. | マイクロ波の主な用途の一つとして、家庭用電子レンジがある。 | ||
| 5. | 可視光線の波長は赤外線より長い。 |
回答と解説動画
正解は（5）
１．レーザー光線には可視光のレーザーの他、赤外線や紫外線のレーザーがある
→ 正しい
レーザーは波長によって可視光、赤外線、紫外線のいずれの領域にも存在します。
２．溶接作業で発生する電気性眼炎は紫外線による
→ 正しい
アーク溶接などで発生する強い紫外線が目の角膜に炎症を起こし、電気性眼炎（紫外線角膜炎）になります。
３．赤外線は白内障の原因となる
→ 正しい
赤外線は水晶体を加熱し、タンパク質の変性を引き起こすことで白内障（ガラス工白内障など）の原因となります。
４．マイクロ波の主な用途の一つとして、家庭用電子レンジがある
→ 正しい
電子レンジはマイクロ波（約２．４５ＧＨｚ）を利用して食品を加熱します。
５．可視光線の波長は赤外線より長い
→ 不適当
正しくは「赤外線の波長が可視光線より長い」です。波長の順番は「赤外線（長い）→可視光線→紫外線（短い）」です。
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