問題
アレルギーに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
| 1. | 低湿度は、アトピー性皮膚炎の増悪因子である。 | ||
| 2. | アレルゲンの同定は予防、治療の上で重要である。 | ||
| 3. | ヒスタミンは、アレルゲンの一種である。 | ||
| 4. | アレルギー反応は、体に有害である免疫反応をいう。 | ||
| 5. | 過敏性肺炎の一種である加湿器肺の予防には、加湿器の微生物汚染の防止が重要である。 |
回答と解説動画
正解は（3）
1．低湿度は、アトピー性皮膚炎の増悪因子である
→正しい
低湿度は皮膚の乾燥を招き、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させる要因となる。
2．アレルゲンの同定は予防、治療の上で重要である
→正しい
アレルゲンを特定することで、原因物質の回避や適切な治療が可能となる。
3．ヒスタミンは、アレルゲンの一種である
→不適当
ヒスタミンはアレルギー反応時に体内で放出される化学伝達物質であり、アレルゲンではない。アレルゲンは花粉やダニなどの外部から体内に入る抗原を指す。
4．アレルギー反応は、体に有害である免疫反応をいう
→正しい
アレルギー反応は、本来無害な物質に対する過剰な免疫反応であり、人体に有害な症状を引き起こす。
5．過敏性肺炎の一種である加湿器肺の予防には、加湿器の微生物汚染の防止が重要である
→正しい
加湿器肺は加湿器内で繁殖した微生物が原因となるため、定期的な清掃や殺菌による汚染防止が重要となる。
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