問題
ゴキブリの生態に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1. | ゴキブリの活動場所における排泄物による汚れのことを、ローチスポットという。 | ||
2. | 日本に生息するゴキブリの多くの種類は、屋外で生活している。 | ||
3. | ゴキブリには一定の潜み場所があり、日中はほとんどその場所に潜伏している。 | ||
4. | 日本に生息するゴキブリには、卵から成虫までに1年以上を要する種がいる。 | ||
5. | ゴキブリの食性は、発育段階によって変化する。 |
回答と解説動画
正解は(5)
本問はゴキブリの種類や特徴に関する知識が無いと解けません。詳しくは以下の記事を確認してください。
1.ゴキブリの活動場所における排泄物による汚れのことを、ローチスポットという。
→正しい
ローチスポットとは、ゴキブリが生息・通過した場所に残す排泄物よる黒っぽい汚れのことです。生息状況を調べるためのの目安になります。
2.日本に生息するゴキブリの多くの種類は、屋外で生活している。
→正しい
日本にはおよそ60種のゴキブリが確認されていますが、その多くは森林や草むらなど屋外性で、室内性の種は限られています。
3.ゴキブリには一定の潜み場所があり、日中はほとんどその場所に潜伏している。
→正しい
ゴキブリは夜行性であり、昼間は暗く湿った隙間などに潜み、夜間に活動します。
4.日本に生息するゴキブリには、卵から成虫までに1年以上を要する種がいる。
→正しい
大型のゴキブリ(例:クロゴキブリ、ワモンゴキブリ)などは、卵から成虫まで発育するのに1年以上を要します。
5.ゴキブリの食性は、発育段階によって変化する。
→不適当
ゴキブリの食性は発育段階によって大きく変化することはありません。雑食性であり、幼虫・成虫ともにほぼ同様の餌を摂取します。
解説動画
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