問題
建築物衛生法に基づく雑用水の水質検査において、7日以内ごとに1回、定期に行う項目に該当しないものは次のうちどれか。
1. | pH | ||
2. | 臭気 | ||
3. | 外観 | ||
4. | 濁度 | ||
5. | 遊離残留塩素 |
回答と解説動画
正解は(4)
7日以内ごとに1回、定期に行う項目に該当しないものは濁度です。
- pH、臭気、外観、遊離残留塩素は7日以内ごとに1回検査します。
- 濁度は2ヶ月以内ごとに1回の検査です。
答えは4.濁度です。
雑用水の水質基準まとめ
項目 | 基準値 | 頻度 |
残留塩素 | 遊離残留塩素:0.1mg/L以上 結合残留塩素:0.4mg/L以上 | 7日以内ごとに1回 |
pH値 | 5.8以上8.6以下 | 7日以内ごとに1回 |
臭気 | 異常でないこと | 7日以内ごとに1回 |
外観 | ほとんど無色透明であること | 7日以内ごとに1回 |
大腸菌 | 検出されないこと | 2月以内ごとに1回 |
濁度 | 2度以下 | 2月以内ごとに1回 |
- 水洗便所用水として使う場合は濁度の基準値は無し。
- 散水、修景、清掃用水の維持管理として使用する場合は、し尿を含む水を原水として使用しないこと。
解説動画
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