ビル管理士 2020年(R2年) 問33  過去問の解説【建築物の環境衛生】

内容に誤りがあった場合は、お手数ですがコメント欄で教えて頂けると助かります。

問題

聴覚に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.加齢に伴い、低い周波数から聴力低下が起きる。
2.超低周波空気振動は、低い周波数でヒトが聴き取ることができないものをいう。
3.音の感覚の3要素は、音の大きさ、高さ、音色である。
4.中耳は、鼓膜、耳小骨、鼓室、耳管等で構成されている。
5.最も鋭敏な周波数は、4,000Hz付近である。

回答と解説動画

正解は(1)

1.加齢に伴い、低い周波数から聴力低下が起きる。
→ 不適当(正解)
加齢による聴力低下(加齢性難聴)は、高い周波数から先に低下が始まります。若い人ほど高音がよく聞こえますが、年齢とともに高音域(8,000Hz付近)から聞こえにくくなり、徐々に低い周波数へと広がっていきます。

2.超低周波空気振動は、低い周波数でヒトが聴き取ることができないものをいう。
→ 正しい
超低周波空気振動は、一般に20Hz以下の周波数で、人間が聴き取ることができない音です。

3.音の感覚の3要素は、音の大きさ、高さ、音色である。
→ 正しい
音の三要素は「大きさ」「高さ」「音色」です。

4.中耳は、鼓膜、耳小骨、鼓室、耳管等で構成されている。
→ 正しい
中耳は、鼓膜・鼓室・耳小骨・耳管で構成されます。

5.最も鋭敏な周波数は、4,000Hz付近である。
→ 正しい
ヒトの聴覚が最も敏感なのは4,000Hz付近です。

解説動画

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次