屋外タンク貯蔵所の技術基準【危険物乙4一問一答】

屋外タンク貯蔵所には、保安距離と保有空地の両方が必要である。

防油堤には、内部に水が溜まった場合に排水するための水抜口を設けなければならない。

引火点を有する液体の危険物を貯蔵・取り扱う屋外タンク貯蔵所では、敷地の境界線から貯蔵タンクの側板までの聞に、一定の距離を設けなければいけない。

ガソリンを貯蔵する容量が6,000ℓの屋外貯蔵タンクと、軽油を貯蔵する容量が4,000ℓの屋外貯蔵タンクを同一の防油堤の中に設置する場合、この防油堤の最低限度の容量は11,000ℓである。

屋外貯蔵タンクのうち、圧力タンク以外のタンクにあっては通気管を設け、圧力タンクにあっては安全装置をそれぞれ設ける。

指定数量の倍数が50以上の屋外タンク貯蔵所には避雷設備を設ける。

ガソリンを貯蔵する容量が5,000ℓの屋外貯蔵タンクに必要な防油堤の最低限度の容量は6,000ℓである。

敷地内距離とは、重要文化財や住居などの建築物から屋外貯蔵タンクの側板までの間に確保しなければならない距離のことである。

屋外貯蔵タンクの防油堤の高さは、0.5m以上にしなければならない。

液体危険物を貯蔵する屋外貯蔵タンクは、貯蔵する危険物の種類に関係無く防油堤を設けなければならない。

屋外タンク貯蔵所の屋外貯蔵タンクは、原則として厚さ2㎜以上の鋼板で造る。

液体の危険物を貯蔵する屋外貯蔵タンクには、危険物の量を自動的に表示する装置を設ける。

高さが0.5mを超える防油堤には、30mごとに堤内に出入りするための階段を設ける。