循環配管の管長が200mの給湯設備で給湯循環流量を10L/minとした場合、循環配管からの単位長さ当たりの熱損失の値は約35[W/m]である。
ただし、加熱装置における給湯温度と返湯温度の差を10℃とする。算定式は次式を使う。
Q=0.0143 × HL÷Δt
ここで、Q:循環流量[L/min]HL:循環配管からの熱損失[W]Δt:加熱装置における給湯温度と返湯温度との差[℃]
赤水とは、水道管に鉄管が用いられている場合に起こり、金属表面にできた赤錆(酸化第二鉄)が水中に溶け出し、水を赤く染める現象である。
雨水利用設備における雨水利用率は、雨水使用量÷雨水集水量×100で求められる。
汚水槽の清掃は、酸素濃度18%以上、かつ、硫化水素濃度が20ppm以下であることを確認してから作業を行う。
トラップが直接組み込まれていない阻集器には、その出口側にトラップを設ける。
インバ―ト枡は、排水槽の悪臭防止のために設置している。
伸頂通気方式の排水横主管の水平曲りは、排水立て管の底部より5m以内に設けない。
貯水槽清掃後の水質検査項目において色度は2度以下であること。
給湯設備の逃し弁は、給湯器内の圧力上昇時にレバーを操作して圧力を逃がすために設置されている。
逆サイホン作用とは、給水管内に生じた負圧により、水受け容器にいったん吐水された水が給水管内に逆流することであり、防止対策の基本は、吐水口空間を設けることである。
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