問題
地域保健法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1. | 地域保健法は、保健所法を改正して制定された。 |
2. | 保健所は、都道府県、地方自治法の指定都市、中核市その他の政令で定める市又は特別区がこれを設置する。 |
3. | 都道府県知事は、保健所の所管区域を設定するにあたっては、事前に厚生労働大臣の承認を得なければならない。 |
4. | 厚生労働大臣は、地域保健対策の推進に関する基本的な指針を定めなければならない。 |
5. | 市町村は、市町村保健センターを設置することができる。 |
回答と解説動画
正解は(3)
1.地域保健法は、保健所法を改正して制定された。
→正しい
地域保健法は、旧保健所法を全面的に改正して制定されました。
2.保健所は、都道府県、地方自治法の指定都市、中核市その他の政令で定める市又は特別区がこれを設置する。
→正しい
保健所は、都道府県、指定都市、中核市、政令で定める市、特別区が設置します。
3.都道府県知事は、保健所の所管区域を設定するにあたっては、事前に厚生労働大臣の承認を得なければならない。
→不適当
保健所の所管区域を設定する際、都道府県知事が厚生労働大臣の承認を得る必要はありません。知事の権限で設定できます。
4.厚生労働大臣は、地域保健対策の推進に関する基本的な指針を定めなければならない。
→正しい
厚生労働大臣は、地域保健対策の推進に関する基本的な指針を定めることが法律で規定されています。
5.市町村は、市町村保健センターを設置することができる。
→正しい
市町村は、市町村保健センターを設置することができます。
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