問題
給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1. | 配水管から給水管に分岐する箇所での配水管の最小動水圧は、150kPa以上を確保する。 |
2. | 水道法に基づく水質基準における一般細菌の基準値は、1mLの検水で形成される集落数が100以下である。 |
3. | 水道法に基づく水質基準における総トリハロメタンの基準値は、0.1mg/L以下である。 |
4. | 水道法に基づく水質基準における鉛及びその化合物の基準値は、0.05mg/L以下である。 |
5. | 一般水栓における必要水圧は、30kPaである。 |
回答と解説動画
正解は(4)
1.配水管から給水管に分岐する箇所での配水管の最小動水圧は、150kPa以上を確保する。
→正しい
配水管から給水管に分岐する箇所では、安定した給水を確保するために最小動水圧150kPa以上が必要とされています。各家庭や建物で安定して十分な水量・水圧が得られるようにするためです。
2.水道法に基づく水質基準における一般細菌の基準値は、1mLの検水で形成される集落数が100以下である。
→正しい
一般細菌の基準は1mLあたり100以下と定められている。
3.水道法に基づく水質基準における総トリハロメタンの基準値は、0.1mg/L以下である。
→正しい
総トリハロメタンの基準値は0.1mg/L以下です。
4.水道法に基づく水質基準における鉛及びその化合物の基準値は、0.05mg/L以下である。
→不適当
現在の水道法の水質基準における鉛及びその化合物の基準値は基準値は0.01mg/L以下です。
5.一般水栓における必要水圧は、30kPaである。
→正しい
一般水栓の必要水圧は30kPa程度が標準です。
その他の器具については以下のとおりです。表の数値を覚えましょう。
器具名 | 必要水圧(kPa) |
---|---|
大便器洗浄弁 | 70 |
小便器洗浄弁 | 70 |
シャワー | 70 |
一般水栓 | 30 |
ガス瞬間湯沸器 | 40 |
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