問題
給水及び排水の管理に関する用語と単位の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
| 1. | 給湯配管からの熱損失 | W |
| 2. | 腐食速度 | mm/年 |
| 3. | 水の比熱 | J/℃ |
| 4. | 水の密度 | kg/m3 |
| 5. | 濁度 | 度 |
回答と解説動画
正解は（3）
1．給湯配管からの熱損失 W
→正しい
給湯配管から逃げる熱の量は「熱損失」と呼ばれ、単位時間あたりに失われるエネルギーを示します。これはワットで表されます。
2．腐食速度 mm/年
→正しい
配管などの金属がどれだけ早く腐食するかを示す指標が「腐食速度」です。通常、1年間に何ミリメートル腐食が進むか（mm/年）で表します。
3．水の比熱 J/℃
→不適当
比熱とは「物質1kgを1℃上昇させるのに必要な熱量」です。
正しい単位は「J/(kg・℃)」または「J/(kg・K)」です。
「J/℃」だと質量が含まれていないため、正しい単位ではありません。
4．水の密度 kg/m³
→正しい
密度は「単位体積あたりの質量」を示すので、kg/m³（キログラム毎立方メートル）が正しい単位です。
5．濁度 度
→正しい
濁度は水の濁り具合を示す指標で、単位は「度」です。
解説動画
解説動画はまだありません
コメント