問題
建築物の運用及び建築設備に関する用語の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
1. | インバータ制御 | 省エネルギー |
2. | LAN | 情報・通信網 |
3. | 風力発電 | 分散電源システム |
4. | ページング | 構内放送設備 |
5. | デューディリジェンス | 防災対策 |
回答と解説動画
正解は(5)
1. インバータ制御 省エネルギー
→ 正しい
インバータ制御は、モーターやポンプなどの回転数を自在に調整できる技術です。
これにより必要な出力を的確に制御でき、無駄なエネルギー消費を抑えるため、省エネルギーに大きく貢献します。
2. LAN 情報・通信網
→ 正しい
LAN(Local Area Network)は、建物や施設内でコンピュータや機器を接続する情報・通信網のことです。ネットワークを通じてデータのやり取りや情報共有を行う基盤となります。
3. 風力発電 分散電源システム
→ 正しい
風力発電は、発電所単独で電力を供給する集中型ではなく、各地に設置して地域ごとに電力を供給する分散電源システムの一例です。
4. ページング 構内放送設備
→ 正しい
ページングは、館内や構内での放送設備を指します。緊急時や案内放送など、建物内で音声情報を伝達するためのシステムです。
5. デューディリジェンス 防災対策
→ 不適当
デューディリジェンス(Due Diligence)は、不動産取引や企業買収、投資などの場面で使われる用語で、本来「資産や企業の価値、リスク、法的・財務的状況などを多面的に調査・評価すること」を指します。
防災対策そのものを意味するものではありません。

ページングやデューディリジェンスなどは聞きなれない言葉だと思いますが、また出題される可能性が高いので要点だけでも暗記しておきましょう。
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