問題
ホルムアルデヒド測定法に関する組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
1. | アクティブ法 | DNPHカートリッジ捕集-HPLC法 |
2. | アクティブ法 | 検知管法 |
3. | アクティブ法 | 燃料電池法 |
4. | パッシブ法 | DNPH含浸チューブ-HPLC法 |
5. | パッシブ法 | 定電位電解法 |
回答と解説動画
正解は(5)
1. アクティブ法 DNPHカートリッジ捕集-HPLC法
→ 適当
空気をポンプで吸引し、ホルムアルデヒドをDNPHで捕集し、HPLCで分析する高精度な方法です。
2. アクティブ法 検知管法
→ 適当
空気をポンプで吸引し、検知管内の試薬と反応させて色の変化でホルムアルデヒド濃度を測定する簡易測定法です。
3. アクティブ法 燃料電池法
→ 適当
空気を吸引し、燃料電池式センサーで発生する電流の大きさからホルムアルデヒド濃度を計測する簡易測定法です。
4. パッシブ法 DNPH含浸チューブ-HPLC法
→ 適当
ポンプを使わず、室内の空気中のホルムアルデヒドが自然拡散でDNPH含浸チューブに捕集され、HPLCで分析します。
5. パッシブ法 定電位電解法
→ 不適当
定電位電解法は、ポンプで空気を吸引するアクティブ法でのみ使われる簡易測定法です。
ホルムアルデヒドの測定方法まとめ
試験に出題される測定方法をまとめました。(太字のところはなるべく覚える)
種別 | 測定方法 | |
---|---|---|
精 密 測 定 法 | アクティブ |
|
パッシブ |
| |
簡 易 測 定 法 | アクティブ |
|
パッシブ |
|
検知管(ガステック) ホルムアルデヒド

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