問題
建築物の空気調和設計における熱負荷の大小関係として、最も適当なものは次のうちどれか。
1. | 装置負荷 < 熱源負荷 < 室内負荷 |
2. | 室内負荷 < 装置負荷 < 熱源負荷 |
3. | 熱源負荷 < 室内負荷 < 装置負荷 |
4. | 室内負荷 < 熱源負荷 < 装置負荷 |
5. | 装置負荷 < 熱源負荷 < 室内負荷 |
回答と解説動画
正解は(2)
正解は「2. 室内負荷 < 装置負荷 < 熱源負荷」です。
各負荷の意味
- 室内負荷
これは、室内で発生するすべての熱(人、照明、OA機器、日射、外壁・窓からの熱、隙間風など)を合計したもので、室内の温湿度を一定に保つために必要な熱量です。 - 装置負荷(空調機負荷)
室内負荷に加えて、空調機器やダクト、送風機などの運転で発生する熱、外気の取り入れによる負荷などを含めたものです。空調機が実際に処理しなければならない熱量を指します。 - 熱源負荷(熱源機負荷)
装置負荷にさらに、配管やポンプ、冷温水搬送で生じる損失などを加えたものです。ボイラーや冷凍機などの熱源設備が供給すべき最終的な熱量です。

上記説明を見ればわかると思いますが、熱源負荷の中に装置不可が含まれており、装置不可の中には室内負荷が含まれています。
解説動画
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