給油取扱所の技術基準【危険物乙4一問一答】

給油取扱所においてガソリンを自動車等に直接給油する場合、エンジンを停止していれば給油空地からはみ出して給油することができる。

給油取扱所における給油空地は、固定給油設備の周囲に設けられたスペースのことで、間口が6m以上、奥行きが10m以上必要です。

給油取扱所における給油空地とは、灯油や軽油等を容器に詰め替える、または車両に固定された容量4,000ℓ以下のタンクに危険物を注入するために設けられた空地の事である。

給油取扱所には、給油またはこれに付帯する業務のために必要な建築物しか設置できないため、施設所有者等が居住する住居は設置不可である。

給油取扱所には、見やすい箇所に「給油中エンジン停止」と書かれた掲示板を設けなければならない。

顧客に自ら給油をさせる固定給油設備には、燃料の種類を間違えて給油することを防止する構造にしなければならない。

給油取扱所の専用タンクの容量は10,000ℓ以下となっている。

セルフ型給油取扱所において、顧客が給油するための給油ホースのノズルは、燃料タンクが満タンになった際に自動的に給油を停止する構造にする。

給油取扱所の地盤面下に埋設している専用タンクの容量は無制限である。

セルフ型の給油取扱所では、顧客自ら給油を行えるため、給油作業の監視は不要である。

セルフ型給油取扱所において、顧客が給油する設備に彩色を施す場合、軽油は黄色とする。

セルフ型の給油取扱所では、固定給油設備を使って顧客自らが運搬容器にガソリンを詰め替えることができる。

給油取扱所に設置する事務所は、壁・柱・床・はり・屋根を不燃材料で造ってはいけない。

給油取扱所における給油空地は、漏れた危険物が滞留しないように浸透性のある材料で舗装する。

給油取扱所には、給油等又は自動車等の点検・整備等のためにガソリンスタンドに出入する者を対象とした店舗を設置できる。

給油取扱所で給油する際は、自動車等のエンジンは止めなければならない。

給油取扱所には、給油等又は自動車等の点検・整備等のためにガソリンスタンドに出入する者を対象とした展示場を設置できる。

顧客に自ら給油をさせる固定給油設備の給油ホースのノズルは、燃料タンクが満タンになった際に自動的に給油を停止する構造にする。

給油取扱所には、自動車等が出入りする道路側は除き、施設の周囲には耐火構造か不燃材料で作られた高さ2m以上の塀や壁を設けなければならない。

給油取扱所において、固定給油設備から自動車等に給油する際はエンジンは止めなければならないが、移動貯蔵タンクから給油取扱所の専用タンクにガソリンを注入するときは、移動タンク貯蔵所のエンジンを停止する必要はない。

給油取扱所には、保安距離は不要だが、保有空地を10ｍ以上必要とする。

給油取扱所は、危険物を扱う施設のため特別高圧架空電線から3m、または5m以上離して設置する。