問題
昆虫の体の特徴や生活史に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
| 1. | 昆虫の体全体を覆う表皮は、外骨格と呼ばれる。 | ||
| 2. | 休眠の誘導と覚醒は、ホルモンによって制御されている。 | ||
| 3. | 1年間に1世代出現する昆虫を、一化性の昆虫という。 | ||
| 4. | 蛹の時期をもたない昆虫を、完全変態の昆虫と呼ぶ。 | ||
| 5. | 幼虫から蛹になることを、蛹化という。 |
回答
正解は(4)
1.昆虫の体全体を覆う表皮は、外骨格と呼ばれる。
→正しい
昆虫には人間のような骨がなく、体表を覆う硬い表皮が筋肉を支える骨の役割をしています。これを「外骨格」と言います。
2.休眠の誘導と覚醒は、ホルモンによって制御されている。
→正しい
昆虫が冬を越すための「休眠」などは、日照時間や温度の変化を察知し、体内のホルモンがバランスを変えることでコントロールされています。
3.1年間に1世代出現する昆虫を、一化性の昆虫という。
→正しい
一化性(いっかせい)の昆虫とは、卵から幼虫、蛹(さなぎ)、成虫を経て次の世代の卵を生むまでのサイクルを、1年に1回だけ行う昆虫のことをいいます。これによって、環境的に厳しい冬の時期を休眠(卵や蛹)状態で乗り切ることができます。
なお、年2回は「二化性」、それ以上は「多化性」になります。
4.蛹の時期をもたない昆虫を、完全変態の昆虫と呼ぶ。
→不適当
蛹(さなぎ)の時期をもたないのは「不完全変態」の昆虫です。
- 完全変態: 卵 → 幼虫 → 蛹 → 成虫(ハエ、蚊、ハチなど)
- 不完全変態: 卵 → 幼虫 → 成虫(ゴキブリなど)
5.幼虫から蛹になることを、蛹化という。
→正しい
蛹化(ようか)はサナギになること、「羽化(うか)」は成虫になることを指します。
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