問題
蚊の調査法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
| 1. | 成虫の調査法として、ドライアイスを誘引源としたトラップを用いる方法がある。 | ||
| 2. | 捕虫網を用いたスウィーピング法は、ヒトスジシマカ成虫の調査に適している。 | ||
| 3. | オビトラップは、産卵にきた雌成虫を誘引し、産下された卵を採取するトラップである。 | ||
| 4. | 幼虫の調査は、柄杓などで水域の表面を一定回数すくい取る方法で行う。 | ||
| 5. | 屋外における調査では、ハエ取りリボンやゴキブリ用粘着トラップを長期間吊るす方法が効果的である。 |
回答
正解は(5)
1.成虫の調査法として、ドライアイスを誘引源としたトラップを用いる方法がある。
→正しい
蚊は二酸化炭素に誘引される性質があるため、ドライアイスから発生する二酸化炭素を利用して成虫をおびき寄せることができます。
2.捕虫網を用いたスウィーピング法は、ヒトスジシマカ成虫の調査に適している。
→正しい
「スウィーピング法」は、草むらなどの成虫が潜んでいそうな場所を網で左右に掃くようにして捕まえる方法です。成虫のヒトスジシマカの調査に適しています。
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出典:エコリス
3.オビトラップは、産卵にきた雌成虫を誘引し、産下された卵を採取するトラップである。
→正しい
オビトラップは、水を入れた黒色の容器の中に、産卵用の紙をセットしたものです。産み付けられた卵や孵化した幼虫の数を調べることで、そのエリアの生息密度を調査します。
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出典:名古屋市
4.幼虫の調査は、柄杓などで水域の表面を一定回数すくい取る方法で行う。
→正しい
蚊の幼虫であるボウフラは水中に生息しているため、「柄杓」ですくい取って生息状況などを調査する方法があります。
5.屋外における調査では、ハエ取りリボンやゴキブリ用粘着トラップを長期間吊るす方法が効果的である。
→不適当
ハエ取りリボンは主にハエ用、粘着トラップはゴキブリ用の捕獲に使われます。これらは粘着系のトラップで、狭い空間に長期間設置することで効果を発揮しますが、屋外に設置しても雨風で劣化するだけで中々捕獲できず、昆虫の正確な生息調査には適しません。
屋外の成虫調査にはドライアイス、スウィーピング法などを用います。

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