【乙4・法令】製造所等の維持管理

一般取扱所では、取り扱う危険物の数量に関係無く定期点検を実施する必要はない。

指定数量の倍数が10のガソリンを製造する製造所では、定期点検を実施しなくてもよい。

地下タンクを有する給油取扱所と地下タンクを有する一般取扱所は、取扱う危険物の量に関係無く定期点検を実施しなければならない。

指定数量の倍数が10のガソリンを貯蔵する簡易タンク貯蔵所では、定期点検を実施しなければならない。

移動タンク貯蔵所の漏れの点検の記録は3年間保存しなければならない。

製造所等で実施した定期点検の記録は3年に1回、市町村長等へ届出をしなければならない。

製造所等で実施した定期点検の記録には、製造所等の名称、点検した年月日、点検方法およびその結果、点検を実施した者の氏名を記載しなければならない。

指定数量の倍数が100のガソリンを貯蔵する屋内貯蔵所では、定期点検を実施しなくてもよい。

定期点検は、危険物取扱者、または危険物施設保安員が行わなければいけない。

容量が10,000ｋℓの屋外タンク貯蔵所は、市町村長等が行う保安検査の対象となる。

指定数量の倍数が100のガソリンを貯蔵する屋外貯蔵所では、定期点検を実施しなければならない。

地下タンク貯蔵所、移動タンク貯蔵所、移送取扱所は、指定数量の倍数に関係無く定期点検を実施しなければならない。

製造所等で実施した定期点検の記録は、5年間保存しなければいけない。

製造所等は、位置・構造および設備を技術上の基準に適合するように維持管理しなければならず、もし技術上の基準適合していないと認められる場合、市町村長等は危険物保安監督者に対して修理・改造・移転すべきことを命ずることができる。

製造所等の定期点検は3年に1回以上実施しなければいけない。

屋内タンク貯蔵所では、貯蔵する危険物の数量に関係無く定期点検を実施する必要はない。

甲種危険物取扱者の免状を有している者は、実務経験や知識が無くても定期点検や地下タンクの漏れの点検ができる。