ビル管理士 2022年(R4年) 問59  過去問の解説【空気環境の調整】

内容に誤りがあった場合は、お手数ですがコメント欄で教えて頂けると助かります。

問題

エアロゾル粒子の一般的な粒径として、最も小さいものは次のうちどれか。

1.噴霧液滴
2.硫酸ミスト
3.セメントダスト
4.フライアッシュ
5.たばこ煙
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回答と解説動画

正解は(5)

正解は 5.たばこ煙 です。

  • 噴霧液滴:1 μm~20 μm程度まで幅広いが、一般的には1 μm以上が多い。
  • 硫酸ミスト:1~100 μm程度。
  • セメントダスト:5~60 μm(主に)。
  • フライアッシュ:1~200 μmだが、主成分は2~3 μm程度。
  • たばこ煙:0.01~1 μm程度。

ビル管理士試験で狙われる粒子のサイズ

粒子の種類粒径の目安備考
ウイルス0.003~0.05 μm最も小さい部類
たばこ煙
0.01 μm~1㎛バクテリアより小さい
バクテリア(細菌)0.3~30㎛花粉より小さく、たばこ煙より大きい
ダニアレルゲン1~15μmダニの糞は10μm程度、粉砕でさらに小さくなる
噴霧液滴1~20μm噴霧器などから発生
胞子10~40μmカビなどの胞子
硫酸ミスト1~100μm空気中の酸性ミスト
フライアッシュ約1~200 μm石炭の灰
セメントダスト5~60 μm
花粉10~100 μm非常に大きい
雨滴200~500 μmエアロゾル粒子の中では最大クラス

なるべく全部覚えたいところですが、優先度が高いのはウイルス、たばこ煙、花粉、雨滴あたりでしょうか。

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