ヘタ・レイ– Author –

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ビル管理士 2023年(R5年) 問58 過去問の解説【空気環境の調整】
問題 浮遊粒子の動力学的性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 1.抵抗係数は、ストークス域ではレイノルズ数に反比例する。2.電荷をもつ粒子の電気移動度は、粒子の移動速度と電界強度の積である。3.球形粒子の拡散係数は、粒径に反比例する。4.沈着速度は、単位時間当たりの沈着量を気中濃度で除した値である。5.球形粒子の重力による終末沈降速度は、粒径の二乗に比例する。 回答と解説動画 正解は(2) 解説動画 解説動画はまだありません 2023年(R5)ビル管理士問57 2023年(R5)ビル管理士問59 -
ビル管理士 2023年(R5年) 問57 過去問の解説【空気環境の調整】
問題 空気清浄化と換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 1.単位時間当たりに室内に取り入れる外気量を室容積で除したものを空気交換効率という。2.換気の目的の一つに、室内空気と新鮮空気の入れ換えがある。3.単位時間当たりに室内に取り入れる外気量を(外気による)換気量という。4.室内における粉じんの除去は、空調機に設置されているエアフィルタにより行うことができる。5.室内におけるガス状汚染物質の除去は、ケミカルエアフィルタにより行うことができるが、基本的には換気が重要であ... -
ビル管理士 2023年(R5年) 問56 過去問の解説【空気環境の調整】
問題 換気と必要換気量に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 1.必要換気量は、人体への影響、燃焼器具の影響、熱・水蒸気発生の影響等から決定される。2.必要換気量は、人体から発生する二酸化炭素を基準として求めることが多い。3.理論廃ガス量とは、燃料が不完全燃焼した場合の廃ガス量のことである。4.機械換気は、送風機や排風機等の機械力を利用して室内の空気の入れ換えを行う。5.ハイブリッド換気は、自然換気の省エネルギー性と機械換気の安定性の両者の長所をいかした換気の方法である。 ... -
ビル管理士 2023年(R5年) 問55 過去問の解説【空気環境の調整】
問題 喫煙室において、1時間当たり15本のたばこが喫煙されているとき、喫煙室内の一酸化炭素濃度を建築物環境衛生管理基準値の6ppm以下に維持するために最低限必要な換気量として、最も近いものは次のうちどれか。 ただし、室内は定常状態・完全混合(瞬時一樣拡散)とし、外気一酸化炭素濃度は0ppm、たばこ1本当たりの一酸化炭素発生量は0.0004m3/hとする。 1.40m3/h2.66m3/h3.600m3/h4.1,000m3/h5.4,000m3/h 回答と解説動画 正解は(4) 解説動画 解説動画はまだありません 2023年(R5)ビル管理士問54 2023年(R5)ビ... -
ビル管理士 2023年(R5年) 問54 過去問の解説【空気環境の調整】
問題 通風を行う開口部の通過風量に関する次の式のア~ウに入る用語の組合せとして、正しいものはどれか。 建物の窓などの開口部で通風が行われる場合、通過風量Qは下記のような式に表すことができる。 アイウ1.相当開口面積空気の密度開口部前後の圧力差2.開口部前後の圧力差相当開口面積空気の密度3.相当開口面積開口部前後の圧力差空気の密度4.開口部前後の圧力差空気の密度相当開口面積5.空気の密度相当開口面積開口部前後の圧力差 回答と解説動画 正解は(1) 解説動画 解説動画はまだありません 2023年(R5)... -
ビル管理士 2023年(R5年) 問53 過去問の解説【空気環境の調整】
問題 室内気流に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 1.混合換気(混合方式の換気)は、室温よりやや低温の空調空気を床面付近に低速で供給し、天井面付近で排気する換気方式である。2.コールドドラフトは、冷たい壁付近などでの自然対流による下降流が原因で生じることがある。3.壁面上部からの水平吹出しの空気調和方式では、暖房時に居住域に停滞域が生じて上下温度差が大きくなりやすい。4.天井中央付近から下向き吹出しの空気調和方式では、冷房時に冷気が床面付近に拡散し、室上部に停滞域が生... -
ビル管理士 2023年(R5年) 問52 過去問の解説【空気環境の調整】
問題 下の図のように、風上側と風下側にそれぞれ一つの開口部を有する建築物における外部の自然風のみによる自然換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 1.外部の自然風の風速が2倍になると、換気量は2倍になる。2.換気量は、開口部①と②の風圧係数の差の平方根に比例する。3.開口部①と②の両方の開口面積を2倍にすると、換気量は4倍になる。4.風下側に位置する開口部②の風圧係数は、一般的に負の値となる。5.各開口の流量係数は、開口部の形状に関係する。 回答と解説動画 正解は(3) この問題を... -
ビル管理士 2023年(R5年) 問51 過去問の解説【空気環境の調整】
問題 流体力学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 1.連続の式(質量保存の法則)は、ダクト中の流体の温度、断面積、流速の積が一定となることを意味する。2.無秩序な乱れによる流体塊の混合を伴う流れを乱流という。3.ベルヌーイの定理は、流れの力学的エネルギーの保存の仮定から導かれる。4.レイノルズ数が小さい流れでは、粘性が強い流れとなる。5.ダクトの形状変化に伴う圧力損失は、形状抵抗係数と風速の2乗に比例する。 回答と解説動画 正解は(1) 各選択肢の解説 1.連続の式(質量保存の... -
ビル管理士 2023年(R5年) 問50 過去問の解説【空気環境の調整】
問題 熱放射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 1.同一温度の物体間での放射に関し、物体の放射率と吸収率は等しい。2.物体表面の太陽放射の吸収率(日射吸収率)は、必ずしも放射率と等しくならない。3.簡略化した放射熱伝達式では、放射熱伝達率が用いられる。4.常温物体から射出される電磁波は、波長が10μm付近の赤外線が主体である。5.温度が0℃の固体表面は、放射率に関わらず熱放射していない。 回答と解説動画 正解は(5) 1.同一温度の物体間での放射に関し、物体の放射率と吸収率は等し... -
ビル管理士 2023年(R5年) 問49 過去問の解説【空気環境の調整】
問題 熱移動に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 1.一般に、同一材料でも内部に水分を多く含むほど、熱伝導率は大きくなる。2.固体内を流れる熱流は、局所的な温度勾配に熱伝導抵抗を乗じて求められる。3.一般に、密度が大きい材料ほど、熱伝導率は大きくなる。4.中空層の熱抵抗は、一定の厚さ(2~5cm)までは厚さが増すにつれて増大するが、それ以上ではほぼ一定となる。5.ガラス繊維などの断熱材の熱伝導率が小さいのは、繊維材によって内部の空気の流動が阻害されるためである。 回答と解説動画...